真詩 3
【星】
星よりも
近いところに
笑顔がある
とても不思議な
ことだと思う
【祝福】
芯のある世界は
常に様相を
変化させながら
そこにある
日溜まりの
もんように
愛をとり置いたままで
旅を続ける
鍛え上げられた
間奏を持って
旅を続ける
きみを祝福する
【波音】
退散する
音のあがきを
波音とする
脚光を浴びることなく
波の飛沫を
浴びて歩く
圧力として
適度に降りかかる
恐怖は
根源の
永遠の
恐怖を
和らげる働きなどしない!
ただ下品なだけだ!
裸の存在として
小さなひとつの
島として
波の音を聞く
【風】
思い出してしまうと風が言ったけど
いつか来た場所だとしても新しい
【広場】
鳥
広場に降りず
声
数万キロ
翔る
あるんだと
気づかせる
暖かく
涼しい
広場
【ということで】
賑やかに人々が
集まっていても
誰かが一人そこに来ていないと
とても寂しい
百人集まる予定の会に
百人集まっても
一人いないような気がする
ことがないか?
俺はある